ムラゴン ホーム
まさに、ぶっ転ぶとは、今日の事。
猛暑の中、考え事をしながら自転車をこぐ
十字路にさしかかった瞬間、前を横切る自転車
（全然、ぶつかりそうにない距離）
考え事をしていたので、急に視界に自転車が出現したように見え、
ブレーキを握力まかせに握りましたよ、ギューーーーーツって。
自転車の後輪がお尻をあげたのが見えました。
次の瞬間、コンクリート地面にぶっ転んでました。
どれくらいで立ち上がったのか全く分からん。
気付けば、おじいさんと、おばちゃんと、高校生くらいの好少年が
「大丈夫ですか？」と囲んでいる。
高校生の少年は、多分、私の前に突如現れた（と見える）
全く罪なき少年。
今の世の中、勝手に転んだおばちゃんを無視して行く事もできたろうに、
なんて心優しい少年なんだ。
ぜひ、我が娘の婿殿に！（娘いないけど）
おじいちゃん「救急車呼ばなくて大丈夫？」
おばちゃん 私のリュックから吹っ飛んでった、これから会う友達に渡す
cicaマスクを拾ってくれる
少年 転んだはずみで、砕けたライトと自転車の後付けする鍵を拾って
「大丈夫ですか？」と何回も聞いてくる。
あぁ、私が女子高生だったら、ここから恋が生まれたよ。
私は、自分が悪いと分かっているので、
やたらと「ごめんなさい、ありがとう」と呪文のように繰り返す。
そして、おじいちゃんと、おばちゃんは先に去って行ったが、
少年は、私の自転車を私にそっと渡し、
私が自転車に乗って、無事にこいで行くのを見届けていたのであった。
なんて素敵な少年！
少年から自転車や鍵を受け取る時に、
日焼け止め手袋の左手の人差し指に大きく穴が開いていて
オバチャン恥ずかしかったけど、
とっさに「今の転んだので穴が開いたの」と心の中で言い訳。
その穴は、スマホ操作に手袋したままできるから効率的～って
思っているのは内緒。